よくわからないけど私だけ置いて行かれている気がする。そろそろいい年齢なのに。
なんでみんなはできているの?今までそんな素振り見せてなかったじゃん!
そのもやもや、あなただけではないかもしれません。
このページではアラサーがぶつかる壁、クォーターライフクライシスについて私の体験談も含めご紹介します。最後に私がどうやって克服したかについてもお伝えします。
クォーターライフクライシスというアラサーがぶつかる壁
まだまだ若いよ~といわれるがものすごく若いわけでもない。周りは結婚して幸せな家庭を築き始めている人もいれば、会社でバリバリ仕事をしてキャリアを重ねている人もいる。それなのに私は何をやっているんだろう。
まさにこれがクォーターライフクライシスです。
20代後半から30代前半、いわゆるアラサーがぶつかるひとつの壁とされています。苦しいですが「本当にこれでいいの?」というその気持ちを無視しないことが大切です。何かが変わるきっかけになるかもしれません。
私の25歳での実体験
私もこのクォーターライフクライシスにどっぷり浸かった時期がありました。いや~きつかったですね。本ブログ記事の最初のテーマはこれにしようとすぐに決まったくらい大きな出来事でした。当時25歳、社会人3年目の時です。
まずは壁にぶつかるまでの話をします。生まれてこの方大きな失敗はなく、親が準備してくれたレールに沿ってそこそこに勉強し、そこそこの大学に進学。持ち前の明るさで就職活動はうまくいき、希望していたメーカーに総合職として就職。社会人になっても今まで通りそこそこにいい成果を作っていくぞーと気合が入っておりました。
大きな挑戦はしないけれど、別にさぼるわけではない、大きな失敗もなく中の上くらいにいるのが一番。
これが私の本音です。社会人ってこんなものか~、お給料ももらえて最高だな~毎日楽しいし!くらいでした。
この生活がよくないと言っているわけではないんです。ただ怖いのがこの25歳から。SNSでじわじわと目にするようになった、私といつも同じ境遇だと思っていた周りの人たちの投稿。
「結婚しました!」「毎日幸せ~」「東京本社勤務になりました!」「転職して人生変わった!最高!」
え?どういうこと?ちょっと話が違わない?いつの間に人生のステップ進めちゃってんの?
それはそれは猛烈な焦りと、考えれば考えるほど頭が混乱しました。それと同時に昇格試験の面談。今までやってきたことは自信を持って語れます。最後にこれからどうしたいの?のという質問。どうしたい・・・?私ははっきりと答えられませんでした。そのあとのフィードバックも視野が狭い、未来を見据えていないともうそれはそれはズタボロ。
初めて人生で壁を感じた瞬間でした。
自分と向き合う理由
アラサーって本当に苦しい、なんとかしたい。
このページを見てくださっているあなたもそうなのではないでしょうか。当時はこのクォーターライフクライシスという概念は知らなかったので、私だけなのでは?と、余計に苦しかったです。
就職活動でも自分と向き合いましたが、自分の本質と向き合うのは初めての経験です。就職活動でも自分と向き合うことはあるかと思いますが、就職活動のゴールは志望する企業に入社すること。
今回は、何か目的があるわけではないけど、この苦しさから解放されたい。
この一件が、何となく生きてきた私にとって、本当の意味で自分と向き合う初めての経験となりました。
ここから実際の行動3選をご紹介します。
私の克服の方法 3選
今の自分を受け入れる
今すぐ克服したいと言っているのに何を言っているんだ、今すぐ解決方法を示してくれ!というそこのあなた。おっしゃる通りです。わたしもそう思っていました。私はこれをスキップしたからこそ克服に時間がかかりました。このページを読んでいる方にはぜひ行き急がずに、ここに一番時間をとってほしいと思います。なんてったって原因が追究できれば行動はおのずと見えてきます。とにかく苦しいと思っていることをひたすら文字に起こしてください。
今の自分を受け入れるというきれいに語ったような精神論は私も好きではありません。でも、これは絶対に必要な過程です。自分が苦しいと感じたことをを書き出す(言語化する)のです。とにかくノートに殴り書きします。プライドは捨ててくださいね。私もそうだったのですが、カッコつける必要はありません。誰にも見せないのですから。
行き詰ったときは周囲の人を信じて相談してみてください。私も変なプライドがありましたが、自分を受け入れ、等身大のまま周りに話をしました。ちょっと恥ずかしかったですけどね。
ちなみに私も相談受け付けているのでいつでも連絡くださいね。相談料とったりしませんので(笑)
そうするとみんな同じことを思っていることに気が付きます。私だけじゃないんだ、少し安心感を覚えるはずです。そうなると何かわからないけど怖い!苦しい!というフェーズから抜け出すことができます。
今の自分を受け入れる、エフェクチュエーションの考え方も以下のページで紹介しています。
クォーターライフクライシスを機会ととらえる
安心で満足するのも一つだと思います。でもここまで苦しい思いをして終わりってなんだかもったいなくないですか?せっかく自分が苦しい部分が分かったのですから。ここからが自分との戦いです。
きっとクォーターライフクライシスを経験する方は自分を大切にされているのだと思います。だって現状の自分に満足していないし、自分に期待感があるから苦しいんです。それってとっても素敵なことですよね。
人によって苦しさの原因は違いますが、原因がわかれば対策を考えることができます。原因追及に時間をかけてくださいというのはそのためです。いまはネット社会です。苦しい原因がわかればその対策方法はたくさん見つけることができます。
一つだけ行動に移してみる
ここからは苦しさの原因を解消するために行動します。行動に移さなければ何も変わりませんから。
ここで一つ注意です。一気に解消しようとしないこと。私は全部やらなければ!と思い全部に手を出し、燃え尽き症候群になり、負のスパイラルに入るという経験を何度もしています。一歩踏み出すだけでもとってもすごいことです。一番簡単なことから行動に移し、クリアできることを増やしていくのです。
私ですか?私の最初の目標は「一日中パジャマでいない」です(笑)
自分との約束が守れたことが自信になり、着実に成長していることを実感できます。一つ一つ苦しい原因をなくしていく。遠回りに見えて一番近道です。急がば回れ。先人の知恵ですね。
まとめ
本記事ではアラサーが感じる壁、クォーターライフクライシスを紹介しました。私の経験談も記載しましたが、一番言いたいことはそのもやもやはあなただけではないということです。焦るだけでは何も変わりません。自分が消耗するのみです。
自分と向き合う経験、一歩踏み出した経験はどんな結果であれ必ず未来の自分を助けてくれます。本当に私は苦しい思いを持ち続けてしまい、行動するまでに多くの時間がかかりました。あなたが感じているもやもやを苦しみにするのではなく、行動を起こすきっかけになってくれることを私は心から願っています。
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